鎮西聖徳山 小石観音寺

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小石観音寺の縁起

縁 起

真言宗醍醐派鎮西聖徳山小石観音寺は、今を去る約800年の昔、養和年間(西暦1182年)平家壇ノ浦にて敗走の砌、
一門の追福の為一部将が奉持し現在の伽藍西南方響灘に面する高地に安置し、聖徳庵と名称した事に開基するものであります。
以来、小石観音寺は舟人の海上安全の信仰を集め、その後舟人の懇請により響灘を背にする現在地に移し、
「頼まれ観音」として多くの信仰崇敬を集めるに至ったのであります。
特に現在当山より授与しております『安産御腹帯』は、その昔航行中の船中にて難産に苦しんでおる際、
本尊脇仏「子安観音」の御身を現じ、無事出産、その御礼詣の新腹帯を信仰厚き他の妊婦に授与するに始まったもので、
その霊徳の顕著なる事は皆様の衆知の通りであります。
それ以後当小石観音は、「頼まれ観音」「子安観音」として年間数万人もの参拝者の多きを数えるに至っているのであります 。

真言宗について

今から2500年ほど前にインドで生まれた仏教は、6世紀頃日本に伝来したとされています。
釈尊仏陀(ガウタマ・シッダールタ)が悟りを開かれたことを出発点とした「釈尊仏陀の教え」であり、
キリスト教やイスラム教と並んで世界三大宗教に数えられています。
真言宗は、空海(弘法大師)によって9世紀(平安時代)初頭に開かれた日本の仏教の宗派で、
仏教の中でも比較的中期から後期にかけて展開された「密教」であるといわれます。

「真言宗」には様々な宗派が存在します。主な宗派だけ数えてみても、実に18派も数えることができます。
真言宗醍醐派(しんごんしゅうだいごは)は、日本における真言系仏教宗派のひとつで、古義真言宗に属し、
修験道の一派、当山派の中心でもあります。総本山は醍醐寺。

精神を一点に集中する瞑想を重んじ、仏と我々の身体・言葉・心の三種の行為の形態が感応しあう時、
速やかに悟りの世界が現れてくる(三密加持)と説きます。
弘法大師は、このあり方を仏が我に入り我が仏に入る、という意味で「入我我入(にゅうががにゅう)」と呼んでいます。
密教の仏や菩薩たちは、宇宙(法界)の真理そのもの(法)であり、
その「法」が身体的イメージとしてとらえられているのが仏や菩薩なのです。

観世音菩薩について

梵字の源流は、ブラーフミ文字と呼ばれる古代インドで発祥した文字で、
その後、サンスクリット語を表記するために造られた文字になり、様々な変遷を経て、仏教の文字観と結びつき、
平安時代、特に空海、最澄が伝来させた仏教(密教)の伝来とともに、悉曇文字として日本に伝わりました。
梵字悉曇には特別な意味が付せられ、一字一字に仏を象徴し、無量の功徳があります。

種子(しゅじ)とは密教において、仏尊を象徴する一音節の呪文(真言)で
左記の悉曇文字(sa)は観世音菩薩を表すものです。
観世音菩薩は「かんぜおんぼさつ」と読み、観音さま、観音菩薩として広く親しまれる菩薩です。
諸々の苦難除去・現世利益・病気平癒・智慧や才能授与・子授け・希望成就・厄除け・開運招福・
霊魂や先祖の成仏・罪障消滅・極楽往生、など古来より広く信仰を集めている尊格です。

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